「家を買う」ということ
2019年03月23日
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
どうも、早川です。
昨日は暖かかったのに、今日またいきなり寒くなりました。
まだまだニットの服は活用しそうです。
さて、本日は昨日テレビを見ていたら住宅ローンについてのことが放送されていたので、その内容について触れてみようかなと思いました。
あ、でもたいしたこと書けません。はい。
近年は、消費税の増税に伴ってか、住宅を購入される方が多くなっております。
2年連続で戸建の売り上げ戸数も増加していて、販売価格の平均は4,800万前後。
決して安くはない数字なのですが、念願のマイホームを手に入れる喜びは何にも変えがたいですよね。
でもそのマイホーム購入する方たちがいる一方では、手放さなければいけない人たちも増えてきているんです。
テレビで放送の冒頭にでてきて、涙を流しながらお話していたのは60代の主婦の方でした。
ご主人は70代中盤の方。
家族6人で暮らしていたけど、手狭になり見に行くだけの内見が購入をしてしまったというお話でした。
4,300万円で40代の時にマンションを購入。
その時の年収は700万で、ローンの返済もなんてことはなかったのですが、ご主人が定年してからボーナスがなくなり、年収は半分になってしまったので任意で家を売ることにしたのだそうです。
月々のローン返済額が安い金額ではなく、致し方のないことなのかなと感じたのですが、なんだか虚しく感じてしまいました。
夢をみて購入したマイホームに住むことができたのはたったの18年。
娘さんの結婚の結納もその家でされた思い出もあるらしく、鍵を業者に引き渡すときは声を詰まらせていました。
その時は余裕があっても何が起こるかわからないものです。
私の友人も子供が3人いながら20代半ばほどで、戸建を購入しました。
団体信用生命保険(ローン返済期間中に夫に万が一のことがあったらローン返済がチャラになる保険)に加入していると話してくれました。
先ほどのお話のご夫婦の完済予定時の年齢は80代。
月々のローン返済額は11万円でした。
どうやっても80代のかたが間単に返済できるような金額ではありません。
もっと、もしものときを考えての策はなかったのか。当事者だけではなく、不動産業者も考えなければいけない課題なのだなと感じました。
マンションの購入を勧める際に、ローンシュミレーションの数字や結果だけをみるのではなく、本当にこの先もこの家でご家族が笑顔でくらしていけるのかを、あらゆる方向から幾度もみてみることが必要だと思いました。
不動産業は、1回に取り扱う金額が大きいのでそのぶん責任も一段と大きくなります。
というか自分がこの仕事をしていること自体が不思議なんですが。
マイホーム購入という夢を、正しい形で応援してあげられる不動産業者になりたいなと力強く思った日でした。
ということで、今日は「家を買うということ」についてのお話でした。
みなさんもお家をご購入する際は充分なシュミレーションをすることを忘れずに!!
ではまたノシ